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本気で歌う活動をして10年以上、歌い手活動をしながらシンガーとして様々な音楽制作に参加している『ももせ』です
昨今ではアマチュアの歌い手さんも
ライブをする機会が多くなりましたね!
『ライブなんて出たことない』
『初めてでわからない』
なんて人が大多数だと思います
出演にあたって経験したのが
未知であろう『リハーサル』
丸っと通しでやるわけではなく
なぜか『ワンコーラスだけ』と言われ
疑問に思ったことはありませんか?
弾き語りや歌い手のライブ経験がある
ももせが解説しますね!
この理由を知っていないと
なにをすればいいかわからず
とりあえず歌っただけになって
しまいます
無意識は絶対にだめ・・・!
また見ていて多いのが
本番に限って突拍子のないことを
行いがちです汗
そうなるとリハの意味がないんですよね
実際に音響さんがリアルタイムで
音を直してくれていることがほとんどです
『あのリハはなんだったんだよ・・・』
『こっちも暇じゃないんだぞ』
って影で愚痴られてしまっているかも
なんせ初めてなのに
『もしやとても大切な時間を
意識できず無駄に過ごしたかもしれない』
と余計な不安も増えてしまいますね
出演者全員が行うことなので
リハーサルの時間はとても限られ
リハ時間が伸びてしまうことで
ライブの開場・開演も遅れます
短い時間の中で効率よく本番の
準備ができるようになりましょう
音響さんの欲しい情報が
わかるようになるので
本番でのスタッフさんからの
信頼が高まります
まずはどうしてリハをやる必要が
あるのでしょうか?
考えたことはありますか?
もちろんウォーミングアップや
本番ぶっつけよりかは
準備ができますが・・・
準備、というのは
一体どんなことでしょうね
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音響さんの一番知りたいことは”あなたの声のピーク”です
と同時に、音量のない声も聞いています
声質もそうです
あなたの声を良い状態でお客さんに伝えるため
出演者一人一人に合わせたオリジナルの
音響調整をしてくれています
曲名を書いて提出するのも
それはロックなのかバラードなのかで
リバーブの掛け方や反響音を
調節しているんです
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ということは、無意識はダメ!
それは結局、音響さんのお仕事だと
他人任せにしていませんか?
とりあえずカラオケに遊びにきたように
ワンコーラスを歌うのではダメなのです
賢くリハができなくても
本番さながらに本気で歌ってください
声をセーブして歌うのは
やめましょう
リハーサルでは裏声で歌っていたのに
本番ではがっつり地声で歌い始めた…
なんてことになったら音響さんは
頭を抱えます
ステージに立っているのはあなた
バンドがいてもフロントマンはあなた
あなたがそのライブの指揮官です
あなたが行う一挙手一投足には
お客さん、スタッフ、その場にいる人すべてが
従うしかないのです
だからパフォーマンスを変えたなら
そのしわ寄せはスタッフにいきます
嫌われるボーカリストにだけは
ならないでください・・・
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”練習が足らないからリハでやる”は大間違い
『ラッキー♪練習する時間ができた』
という考え方はやめましょう
歌えるか歌えないかの課題は
リハでなんとかする段階では
すでにありません
もっと日頃の練習の時点で
あなたが本番までに責任を持って
完成させることです
リハはあなただけの時間ではありません
たった一回の本番のために少ない情報で
擦り合わせる、貴重な打ち合わせです
分単位で決まっているリハの
スケジュールを守り
1秒を無駄にしないでくださいね
今後もしライブを控えているのならば
リハの時にどこを歌うか、を
今から決めておきましょう
気になるところを
バンドメンバーと確認する
周りの動きで気になるところを
スタッフに共有するために行う
ディレイやリバーブなど
やってもらいたいことがあるならば
リハの時点で伝える
リハ意外の時間に伝えるのは
忙しいスタッフさんの迷惑になるので
その短い時間で伝える内容を
まずは自分で把握しておきましょう!
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またお会いしましょ!( ^_^)/~~~