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本気で歌う活動をして10年以上、歌い手活動をしながらシンガーとして様々な音楽制作に参加している『ももせ』です
気軽に歌ってそのまま投稿する歌い手文化は
今やPCを使ってレコーディングをし
MIXまでしっかりやるようになりました
自分のマイクを持っている方も
多いのではないでしょうか
ライブでも使うダイナミックマイクは
大音量の楽器隊の中で効果を発揮し
頑丈で保管もあまり手間がかからないこともあり
宅録で使う人がほとんどです
しかしそのライブで間違った使用法で
音響さんに迷惑をかけていることも
これまた多いこと・・・
やはり元は素人アーティストです
ライブハウスのスタッフさんには
甘く見られがちなのはご存知でしょうか?
知識をつけて、少しでも話に詳しい
胸の張れる歌い手さんになりたいですね
または保管方法を大きく間違ってしまって
すぐにダメにしてしまったり
自分の声に合ったマイクを買っても
その性能を活かしきれてなかったりと
もったいないマイクの使い方を
している人がいます
しっかりとライブなどでの使用方法を守り
上手な声の乗せ方ができるようになれば
ライブを経験した上にほんの少し
ミュージシャンとしての階段を上がれます♪
基礎的な知識から学んでいきましょう
難しいことは構いません
活動の相棒として
マイクのことも考えていきたいですね
マイクの繋ぎ方
気にしたことはありますか?
ライブハウスでもワイヤレスマイクも多いので
こういう知識は忘れ去られがちですが
自分のマイクを長く大切に使うため
持っていても損のない知識です
マイクは三つの棒がある
独特な形の端子になります
ケーブルにはその三つの棒を
差し込む穴とつまみがありますね
むきを間違えたり
乱暴に差し込んだりすると
マイクが傷つく可能性が
非常に高いです
差し込む時はマイクの向きを確かめ
つまみをあえて押したまま
ゆっくりと奥まで押し込み
つまみを放します
『カチッ』とはめることも可能なのですが
つまみにも気を使うことはマイクを長く
使い続けるボーカリストのための
知る人ぞ知るコツになっているようです
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ほんの些細なことが命取りになるマイクへの気遣いですね
ライブでマイクを抜き差しする場合
急にマイクケーブルを
抜いたり差したりすると
とんでもない勢いで
怒られることがあります
『そんなに怒らなくたっていいじゃないか・・・』
と思いますが、それは時に
他の機材を壊す原因にもなるので
とても気をつけておいてください
マイクにケーブルを繋げば
常に電気が繋がりっぱなしになります
感電する危険性もありますし
音を拾っている状態で
”電源が切れる音”を大音量で
スピーカーに流れてしまうのです
そうなるとマイク自体のダメージではなく
ライブハウス側の機材トラブルになりかねないので
壊れたら弁償することになる
まずは抜く時も、差し込む時も
『マイク抜きます』と一言オンマイクで話すか
大音量の中でしたら音響さんのいる方へ
片手を上げて合図をします
OKサインをいただけたら
速やかにマイクを交換して
リハやライブのスタンバイをしましょう
マイク使用の注意事項
ダイナミックマイクは口に垂直に当てた時
その真っ正面の音を拾いますが
見た目通り、周りの空間の音も
ほどよく拾うので
マイクのヘッド部分を手で覆い隠しての
ライブパフォーマンスは控えましょう
発声によってはその方が
相性がよかったり
パフォーマンスとしてかっこいい、という
メリットもありますが
一番困るのは音響さん
せっかくリハで声に合った
音響調整をしてくれたのに
録る音質が変わることで
一気に音響さんが慌ただしくなります
手前に転がっているモニターに足をかけたり
マイクの使い方を変える予定がある場合は
必ず音響さんに相談しましょう
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声質によってマイクの当て方が変わってきますので、日頃からスタジオで練習をして使い方をマスターしておくといいですね!
ぜひ一緒に読みあわせてください ↓
【驚かないでください】録音も練習もカラオケの人は注意!【実は最悪でした】
じっくりマイクを眺めたことはありますか?
マイクはどういう仕組みで、なんて難しいことは
最初のうちはいいです
まずは一度、自分のマイクについて
気にしてみてくださいね
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またお会いしましょ!( ^_^)/~~~